絵手紙 ススキ
本当は
「さらさらと・・・」
なんていう風流な
イメージではなく
雪が降る前に
早く稲刈り
終えないと!
という
血眼 必死の
農家の姿
というイメージが強い、ススキ。
子供の頃は、稲刈りがイヤで
イヤでたまりませんでした。
稲刈りの朝は、とても憂鬱でした。
それでも、ススキを見かけると
「あ!ススキだぁ!」
なんて言いながら駆け寄って
見入ってしまう自分が
いるのですよ。
懐かしい山の家。
優しい祖父母の笑顔。
おやつに食べた
長十郎と二十世紀の味。※
稲刈りの労働と共に
無邪気だった頃の自分も、おのずと
よみがえって来るのですね。
どんな思い出も
懐かしいものです。
それではまた。
いつもありがとうございます。
※長十郎、二十世紀は
昔の梨の品種。