相貌失認がんばり隊

相貌失認・ほのぼのマンガ・子育て/教育/学習・PTSD/パニック障害・簡単レシピ/暮らしなど。要は笑いあり涙ありの何でもアリのブログです。

幽霊はただそこにいるだけで、ジェイソンのように斧を振り回して追いかけてきたりはしない

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幽霊の正体見たり

枯れ尾花

(怖いと思っていた人や物が、実は

つまらないものだったという例え)

 

ちなみに、逆三角に配置された

3つの点や線を見ると

人の顔として認識する現象を

シミュラクラ現象

と言うそうです。

子供あるあるですね。(^◇^)

 

さて、イキナリですが

私は幽霊を見たことが

ありません。

 

我が家は

「弘法も筆の誤り」で有名な

空海さんによる金剛峰寺系列の

お寺の檀家なのですが

(といっても葬式や法事以外は

特に何もしませんが)

 

昔、お墓を移すときに

そちらのお坊さんが言いました。

 

「ご先祖さまの遺骨だけでなく

そこにある無縁仏も一緒に

連れて行きなさい。」

 

え?無縁仏も?

 

実は昔、我が家の墓地の敷地内に

どこのどなたか分からない

小さな墓石がチョコンと

鎮座しておりました。

 

何でも、子供の頃祖母から聞いた

話によると

 

昔、県外からきた学校の先生が

すぐに病死してしまい

身寄りもないということで

 

不憫に思った私の曾祖父が

我が家の墓地の敷地内に

その先生を埋葬したらしいのです。

 

というわけで

お盆になると私達家族は

「誰だかよくわからないけど

ま、いっか」ということで

 

毎年、無縁仏さんにも

お線香やお花をあげておりました。

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さてさてお坊さんは続けます。

 

無縁仏さんを連れて

行かなかったからといっても

何がどうなるわけではないが

 

この先、何か不幸なことが

起こった際に

無縁仏を置いていったせいだ

気に病むこともある。

 

だから後悔しないためにも

無縁仏を連れて行きなさい。」

 

なるほど、それもそうだな

と一同納得し

私達は謎の無縁仏さんも一緒に

新しいお墓へ連れて行くことに

しました。

 

ところでここでもう一度!

お坊さんの言葉をリピートします。

 

「連れて行かなかった

からといって、

何がどうなるわけでは

ない・・・」

 

つまり

仏さんは

生者に何かする

わけではない!

ということです。

 

「でも

あなた達が幽霊とか悪魔とかいう

メルヘンを信じているのであれば

(信じるのは自由だよーん)

後で気になっちゃうとイヤだよね

だったら仲間にいれてあげてようね!」

ということらしいのです。

 

というのも

仏教では霊魂の存在を

認めていないからです。

 

従って

「幽霊が出たから何とかして!」

なんて釈迦に頼んでも

 

「はぁ?気のせいじゃないの?

そんなこと気にするヒマがあったら

せっせと修行を積んで

解脱にそなえんかーい!」

 

なんて言われかねません。

 

 

それでは他の宗教は

どうなのでしょうか?

 

実はキリスト教とイスラム教では

霊魂の存在をバリバリ

認めております。

 

どちらも死後への思いが強い

宗教なので

霊魂なしでは成り立ちません。

 

というか死後に天国へ行くか

地獄へいくか

生きている間の最大の課題であり

勝負どころでもあるので

霊魂の存在は絶対です。

 

ちなみにイスラム教では

不思議な物をジン

(精霊みたいなもの)

 

キリスト教では

サタンと解釈します。

 

つまりこの2つの宗教は

霊魂以外の不思議なものがいた場合


ジンやサタンだね、と

解釈することができるので

まあ、安心といえば安心です。

 

一方、仏教では「不思議なもの」

への解釈を持たないため

 

「不思議なもの」は不思議のまま、

つまり「得体が知れないもの」

になってしまいます。

 

得体が知れないものは怖い。

 

だから我々は

聞きかじった知識を元に

祟りじゃ~とか

幽霊が出た~とか

自由に解釈してしまうのです。 

 

まあ私は実際に

幽霊をみたことがないわけですし

 

不思議なことがあっても

この世にはまだ解釈できないことが

あっても別にいいじゃん?

と思うようにしております。 

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もし仮に「幽霊を見た!」なんて

言う人が現れたとしても

 

大抵の幽霊はただそこに佇んで


白目剥いたり

睨んだり

泣いたり


しているだけで

 

斧を振り回して追いかけて

来たりはしません。

従って実害はゼロです。

 

全くもって

安全なお方です。

 

だったら今後

幽霊を見かけたとしても

「こんにちは、大変ですねぇ。」

と挨拶するだけでよろしい。

 

そんな風に思う

今日この頃なのです。

 

それではまた。

(*'▽')

 

参考図書:完全教祖マニュアル (ちくま新書)

架神恭介 辰巳一世