相貌失認がんばり隊

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小学生のときにアホだった私が中学生になってから勉強好きになった理由

小学生の頃の私は、お勉強なんてしたことのないただのアホでした。

それなのに私は両親から一度も「勉強しなさーい!」と怒られた経験がありません。

その理由はただ単に、うちの両親が放任主義だったからです。

ですが、放任主義といっても勉強に関してだけであって、食事作法や行儀作法などの生活全般のしつけは厳しい方でした。

なぜうちの両親が勉強に関して放任主義だったかというと、女の子に勉強なんて必要ない、跡取りさえできればいいという跡取り至上主義だったからなのです。

だから私は、親から勉強しろと言われないのをいいことに、遊んでばかりいました。おそらく世間から見たら呑気でちょっと風変わりな女の子だったと思います。

なぜ風変りだったかというと、
例えば、

国語のテストで「けむし」と書かなければいけないとわかっていても「いや、これは絶対に毛虫ではない!毛のはえた芋虫だ!」と決して譲らず、ムリやり解答欄に「いもむ」と書いて✖をくらったり、

大人が書いているような文字にあこがれて、文字をつなげて書いたら、みんなの前で注意されたりしました。

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その他にも

「百葉箱の中には何が入っていますか?」との問いには「虫の死体・ミイラ」と答えたり、

引き算のテストをふざけて全部足し算にしたら0点になったり、

「ちびくろさんぼ」の感想発表で
「トラのバターなんて血肉や毛が含まれているので、食べたら病気になる」
と堂々と発表してしまったり、

良いと思ったら即実行するオリジナリティあふれるアホでした。

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そのくせ本の虫でもあったため、休み時間になると図書室へダッシュして片っ端から本を読み漁り、

放課後は、虫やカエルやイモリ、ドジョウ、サワガニ、すずめなど、ありとあらゆる生物の捕獲と観察と治療。

そして草花もせっせと集めて押し花にしたり、葉っぱでなんちゃって薬を作ったりしておりました。そしてなんちゃって薬を虫や両生類たちに飲ませたり塗ったりして様子を観察しておりました。(虫からしたらエライ迷惑だったろうなぁ。)

台所では、クッキーやゼリーなどのオヤツも自分で作り、ピアノ教室へも10年以上せっせと通っておりました。

またあるときは4~5時間かけて50キロ先まで自転車で走っていたら、日が暮れて帰れなくなったこともありました。(後で父親に車で迎えにきてもらった)

とにかく勉強なんて全くしない、興味があれば即実行する好奇心旺盛な変わった子供でした。

ヤバイですね。(笑)

今の自分から見ても、かなり変わった子供だったと思います。

こんな私にも人並みに仲良しの友達がコンスタントにいたのですが、こんな風変りな私とよく一緒にいてくれたなぁ、と今更ながら感謝の気持ちでいっぱいです。(笑)今度連絡してみよっと。

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しかし中学2年のときに、突然転機が訪れました。

当時の担任のA先生と、厳しいことで有名な数学のB先生から「本気で勉強してみないか?」と言われたのです。

「なぜオマエは勉強をしないのか?」と言われたときは、心底驚きました。

ええー!!なにそれ??

「勉強ってするものなんだ!!」

生まれて初めて私はそう認識しました。

「じゃあ、やってみます。」

それじゃいっちょ真剣にやってみるか!ということで、勉強してみたところ、驚くべき結果が出ました。

トップレベルではありませんが、25位/400人くらいでしたでしょうか。
アホが初めて勉強したわりには中々良い成績だったのではないでしょうか?
或る意味、学校にレジェンドを残しました。(笑)

この結果は先生方を大いに驚かせましたが、一番驚いていたのは私でした。

そしてこのときに「お前は、スゴイ!」と先生方にかなりほめて頂いたことで、私の中であるものが芽生えました。

それは「対人意識」です。

これまでは本・観察・実験・採集・創作などで自分の好奇心を自己満足で満たしてきたのですが「頑張れば人から評価されるんだ、頑張れば見てくれる人がいるんだ」という対人意識が芽生えました。

やはり人は、人に認めてもらうと嬉しいものなのです。

たとえば経済学を勉強しようと思ったら、東大ではなく近くの大学でも良いはずなのに、少しでも偏差値の高い大学や有名な大学へ行きたいと思うのは、やはり「すごいねー」と言われたいからではないでしょうか?

また、東大の価値が分らないその辺のカエルに向かって「オレは東大生だ!」と叫ぶ人はいないでしょう。


人は人に褒めてもらいたいのです。

いずれにせよ「認めてくれる人がいる喜び」を知るきっかけを作ってくれたのは、間違いなくこの二人の先生のおかげです。

つまり私は、頑張りを大いに褒められたことで、アホだった自分の人生の流れを変えることができたのです。

それからは、勉強することが好きになりました。

少しでもがんばっているな、と思ったら、どんどん子供を誉めてください。
もしかしたら、もしかするかもしれませんよ。

おしまいです。
ご精読ありがとうございました。


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