子供を親のカウンセラーにしないすゝめ
世の中には毎日のように子供に不満や不安をぶつける親がいます。
(多少は良いかもしれませんが)
それは子供の心に、大きな負担をかけてしまうかもしれません。
子供はただでさえ人間関係・学業・部活動で悩みを抱えていて大変なのに、その上親のメンタルの面倒をみるなんてできません。
しかも子供には経験や知識やお金もありません。子供に親の問題を解決することは絶対に不可能なのです。
それなのに毎日親から不満や不安をぶつけられてしまったら、子供はたまったもんじゃありません。
我慢に我慢を重ねていくうちに、いつか何らかの形で壊れてしまうかもしれません。
だから子供がよく話をきいてくれるからといって、子供を親のカウンセラーにしてはいけないのです。
親のストレスは大人同士で解決・解消した方が良いのです。
とはいうものの、私自身も親にカウンセラー扱いされてきましたし、自分自身も知らず知らずのうちに、自分の娘をカウンセラー扱いしておりました。
そうなると、自分の気持ちより親の気持ちを100%優先させる子供になり、いつか病んでしまいます。
だから私は、娘に気を使わせてしまった自分をいたく恥ました。
だから不安になったときは、大人と話したり運動したりカフェや図書館へ行ったりして気を紛らわせます。
特に効果があったのは運動です。プールでたった15分泳ぐだけでもOKです。
泳ぐことに飽きたときは、水底から水面を見上げるだけでもスッキリします。ストレス解消にもってこいです。
最後に繰り返しますが、「子供を親のカウンセラーにしないこと」を是非おすゝめ致します。
周囲を見渡しても、末っ子や一人っ子や大人しい子供が、親のカウンセラーにされやすいと感じます。
大人の問題は大人同士で解決・解消しましょう。
親の役割とは、子供を不安にさせることではありません。
子供を安心させることなのですよ。
おしまいです。
ご精読ありがとうございました