相貌失認の原因は、脳内の「3D(立体)認知機能障害」である
相貌失認の原因は、「脳内の3D(立体)認知機能障害」だと思います。
まず相貌失認の人は次の3つのことが「視覚的」に認識できません。
1.人の顔や周囲の風景
(一部は認識できる)
2.立体感
3.微妙な色合い
どのような見え方をしているかについては、以下の過去記事をご参照ください。
1.人の顔や周囲の風景
2.立体感
3.微妙な色合い
しかし視覚的に認知できないといっても、眼科的問題ではありません。
なぜなら以前眼科で診て頂いたときに、「眼科的問題は全くない、恐らく何かの認知機能の問題である」との診断を受けたからです。
それではなぜ相貌失認の原因が、「脳内の3D認知機能障害」だと思うのかというと、それは
「カラー偏光レンズ・立体(コントラスト)強化タイプ」メガネを着用することによって、相貌失認症状が矯正できたからです。(完治ではありません。矯正です。)
そもそも昔から我が子ソボは、世の中がぺったんこだと言っておりましたので、この結論には納得がいきます。
人口の1~2%いるという相貌失認の原因は、脳内の「3D(立体)認知機能障害」だといえると思います。
(参考文献:発達障害のいま 杉山登志郎 講談社現代新書)
ご精読ありがとうございました。
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