相貌失認の人が怖いモノ ②しいたけ
小学生のころ、相貌失認のソボは、椎茸を見せると怖がって逃げていました。
ですが、ソボは決して椎茸ギライというわけではなく、むしろ椎茸好きな方でした。
数年前まで、毎年秋になると、実家から大量の椎茸が送られてきたものです。
大抵は食べきりますが、どうしても食べきれない年は、冷凍するか、干し椎茸にして保存します。
ところで椎茸の代表的なレシピと言えば、お味噌汁、鍋物、椎茸焼き、などなど。
わが家でよく作っていたレシピは、
椎茸をバターで炒めた後、仕上げにお醤油をグルッとひと回りかけたバター炒め。
家族みんなが大好きなレシピです。
なのに、なぜソボは椎茸を怖がるのでしょうか?
当時はナゾでしたが、今なら理由が分かります。
なぜなら当時のソボには椎茸が、このように見えていたからです。⤵
拡大されたしいたけ表面の、ゴツゴツした感じや湿った感じ、傘がめくれてビラビラした感じが、たまらなく気持ち悪く、恐ろしかったと言います。
ひとかたまりで見ると何でもないのですが、拡大してみると怖くなるモノって、結構ありますよね。相貌失認の人が怖がりなのも、納得がいきます。
ご精読ありがとうございました。