相貌失認がんばり隊

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全検査IQ125、言語性IQ135の理由は相貌失認ゆえ!?

私はソボが17歳のときに、相貌失認を矯正する方法を発見しました。
そしてその結果ソボは、17年間の相貌失認生活に終止符を打つことになりました。

ですがいつまでたってもソボの体調がすぐれず、日常生活もままならない日々が何か月も続きました。そこでなんとか原因を探りたかった私は、当時お世話になっていた主治医に相談してみました。

すると発達障がい(アスペルガーなどの自閉症スペクトラム)の可能性も考えて、心理士さん立ち合いの元、WAISという知能検査を受けてみよう、ということになりました。

WAIS(知能検査)の結果

全検査IQ 125
言語性IQ 135

という結果になりました。

結論から申し上げますと、その検査では発達障がいという診断は下されませんでした。主治医の話によると、検査結果もさながら、ソボと会話をした様子が発達障がいの感じと違う、よくわからない、とのことでした。いわゆるグレーゾーンです。

(後でわかるのですが、体調不良の原因は「複雑性PTSD」と「パニック障害」でした)

ですがその代わりに私たちは、心理士さんからご説明頂いたWAISの結果の方に驚きました。

相貌失認で17年間生きてきたソボのIQが、なぜか意外と高めだったのです。このころのソボは、疲れ切っていてデローンとしていて生気のない状態でしたので、本当に驚きました。

ですが、私には少し思い当たる節がありました。

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知能が高めの理由

過去記事でも申し上げたのですが、ソボは相貌失認ゆえに、工作やブロックやパズルなど「手を使った遊び」ばかりを好んで遊んでいました。その結果、偶然にも知育おもちゃのようなものばかりで遊んでいたことになったのです。
 

昔から、指先を使うと頭がよくなると言われています。

生まれたときから赤ちゃんは、指しゃぶりをしたり、指を握ったり開いたりと、手指を盛んに動かします。少し大きくなると、興味のあるものに指で触れたり、つかんだりすることができるようになり、やがて上手に道具を操れるようになっていきます。

こうして指先をたくさん使うことで神経が発達し、さまざまな動きができるようになっていきますが、指先の運動は脳にも刺激を与え、子どもの成長・発達を促す面もあるというのはご存知でしょうか。

言葉を操る力や思考力、記憶力、運動能力などをつかさどる、大脳。実はこの大脳に、手指の運動が刺激となって、影響を与えると言われているのです。指先をたくさん動かすと、それだけ脳が活発に動き、思考力や記憶力も活性化するのだとか。成長期の子どもには、ぜひ指先を使った運動を取り入れてみたいものです。
(引用元:ベネッセ教育情報サイト「子育て」より)

その結果、偶然ですが、ソボの知能が高まっていったのではないかと考えられます。

まとめ

IQが高めな理由としてまず挙げられることは、

目が頼りにならない相貌失認の人は、ブロックやパズルや創作活動など「手を使った」遊びを好むためだと考えられます。

そうした遊びは大脳に影響を与え、子供の思考力・記憶力・想像力の活性化を促します。

例えばブロックを例に考えてみます。

何の変哲もないブロックが、その時々によって、野菜になったりテーブルになったりお金になったり乗り物になったりします。

 

子供はブロックを自分の好きなものに「見立てる」そして「形作る」ことが好きなのです。子供はそのように見立てたり形作ったりする過程を楽しむのです。

そのため工夫次第でいくらでも好きなものを作ることができるブロックは最強です。あらかじめ出来上がっているおもちゃよりも、よほど魅力的なのではなのではないでしょうか。

二つ目の理由としては、相貌失認の人はストレスフルな生活を送っているからだと考えられます。

他の人が視覚・聴覚・触覚を分散しているのに対し、相貌失認の人は、聴覚と触覚と少しの視覚をフル活用させて人間社会に適応しようとしています。

 

故事ことわざにもあるように「百聞は一見にしかず」は、その言葉の通り、視覚情報は一瞬で状況判断に役立ことを意味します。

 

ですがそれができない相貌失認の人は、日常生活において疑問に感じたり考えさせられたりする場面が多のではないでしょうか。

それは我々が考える以上に脳を使う=鍛えるということに繋がるのだと思います。

二つの理由を併せて考えますと、ソボの知能が高めなのは「相貌失認ゆえ」と私は結論付けました。

ご精読ありがとうございました。