相貌失認がんばり隊

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相貌失認のパニック障害 回復のポイントは5つ!

今回は、「相貌失認のパニック障害 回復のポイントは5つ!」についてご紹介させて頂きたいと思います。

わが子ソボは、先天性相貌失認が原因のストレスのため「複雑性PTSD」と「パニック障害」を発症しました。

ソボは11年前の10歳のときに、初めてパニック発作を起こしました。以来11年間原因が特定できず、失神や強い不安にかられる苦しい日々が続きました。ですが21歳のときにパニック障害と診断され、ようやく適切な治療がスタートしました。

そして治療開始から4か月後、11年に渡るパニック発作は殆ど消失し、5か月後には普通の生活を送ることができるようになりました。現在はとても元気です。

その4か月の間、通院治療と共に、早期回復をめざして家庭でもさまざまなサポートを試みました。今回は、その中でも特に効果の高かった内容を5つご紹介したいと思います。

サポート内容に関しましては、2冊の書籍を参考に致しました。少しでも、パニック障害で苦しんでおられる方のご参考になれば幸いです。

※あくまでもソボのケースに限ります。回復効果には個人差がありますので、全ての方に当てはまるとは限りません。あらかじめご了承ください。何か疑問がありましたら、必ず主治医に相談するようにしてください。

それではさっそく行ってみましょう。

 

①医師からの処方箋をきちんと服用する

中味が見える透明ビンの中に薬を入れ、常にリビングの卓上に置くことで、飲み忘れることがないように工夫しました。

②タンパク質と鉄を摂る

「うつ消しごはん(方丈社)藤川徳美」を参考にしました。うつだけではなく、パニック障害・ADHD・LD・起立性調節障害などの症例も載っています。

毎食、たんぱく質のおかずを増やし、さらに朝はプロテインを飲むようにしていました。1日のタンパク質摂取量が不足しているときは、不足分に応じてプロテインで補うようにしていました。現在も継続中です。

鉄は、キレート鉄サプリ・鉄製フライパン・鉄玉子(お湯を沸かすときに使用する)で補給しています。

家族全員、タンパク質と鉄の恩恵で、肌のハリが良くなり、疲れにくい体質に変わりました。(薄毛だったの主人は髪の量が増え、胃弱だった私は胃が丈夫になりました。)

効果が出るまでに数か月かかりますが(個人差があります)、栄養摂取の重要性を改めて認識しました。病気を治すにはまず栄養から!ですね。

③有酸素運動をする

「パニック障害 正しい知識とケア(高橋書店)坪井康次」を参考に実践しました。その中でも特に効果があったのは「第4章回復に近づくための日常生活のケア」の中の「運動の必要性や運動するポイント」の内容です。

わが家は最初、毎日朝・昼・夕・夜で1日4回、第1・第2ラジオ体操(1回7分程度)をすることから始めました。なるべく大きく手足を動かして、ほんのり汗をかくことがコツです。すると早くも3~4日後から効果が現れ始め、発作の回数が徐々に減っていきました。ラジオ体操の曲には、you tube を利用しました。

運動するのは週に2回程度で良いそうですが、わが家では早期回復をめざしていたため、毎日行いました。人それぞれ自分に合ったやり方で良いかと思います。

その後、ラジオ体操を2巡行ったり、1.25~1.5倍速で行ったりして、その日の体調で調整していました。倍速で行うと結構ハードですよ。エアロビクス並みになります。

現在では起床したら各々ラジオ体操をする、というのがわが家の習慣になりました。

その後次第に体調が良くなってきたので、ウオーキングやスイミングなど、徐々に有酸素運動の幅や量を広げていきました。相貌失認が矯正されてから球技の楽しさに目覚めたソボは、卓球も好んでやりました。(卓球のやりすぎには注意してください。)

ソボの場合は1日1回1時間の運動をするよりも、1日4回15分の運動をした方が効果がありました。またそうすることにより、ムリなく続けることができました。

朝食の後、お風呂の後というように、何かのアクションの後にやるようにすると、忘れずに行えます。

ハードな運動は必要ありません。楽しんで行うこともポイントの1つです。

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④カフェイン、アルコール、たばこ、(炭酸)を避ける

依存性のある嗜好品には症状を悪化させるものがあるので、避けたほうが良いでしょう。炭酸に関しては、書籍には載っていないのですが、ソボは炭酸飲料を飲んだ直後5~10分くらいで発作を起こしていました。念のため、避けておいた方が無難だと思います。

⑤毎日決まった時刻に起きる、就寝する

体内時計が乱れると自律神経やホルモン分泌が乱れ、心身共に不調になります。
そのためには規則正しい生活が必要です。

そこで意を決して、ソボの生活リズムを整えることにしました。

ピーク時は体調不良のため、なかなか起きることができなかったのですが、それでも毎朝8時~8時半の間(厳密でなくてよい)に一旦、寝床からでるように促しました。

最初はだるくて辛いようならソファーに座ってニュースを見る、お茶を飲む、日の光を浴びる、などしてムリなく過ごさせました。

またわが家は犬を飼っているのですが、飼い始めから犬の朝食係はソボでしたので、犬が腹ペコだよ~と伝えると、犬かわいさに頑張って起きていました。

一方、就寝時刻は夜10時。眠くなくてもベッドへ行くように促しました。


9時以降のスマホは禁止にし、リビングの照明も明度を下げるようにしました。

まとめ

いかがでしたか?

 

高度な技術や手間は、それほどかからないので、習慣化すれば続けられると思います。

 

パニック障害回復のポイントは以下の5つになります。


①医師からの処方箋をきちんと服用する

②タンパク質と鉄を摂る

③有酸素運動をする

④カフェイン、アルコール、たばこ、(炭酸)を避ける

⑤毎日決まった時刻に起きる、就寝する


やはり「栄養・適度な運動・規則正しい生活」は、健康の基本なんですね。

それとあともう一つ。


必ず治ると信じることが大切だと思います。

 

一週間後はどうなっているか、ではなく、1か月後はどうなっているか、と月単位で考えた方が良いですよ。その方が焦らずに行えます。

 

1か月後を楽しみにして、毎日続けることをがんばりましょう。

鉄製フライパンはやや重く(ある程度厚みがある方が変形しにくいです)お高めで、お手入れも必要ですが(1~2分程度)、使用することで半永久的に鉄が摂取できます。ご興味のある方は、ご参考まで。

ご精読ありがとうございました。