相貌失認矯正メガネで気を付けること
今回は、相貌失認矯正メガネの注意点についてご紹介したいと思います。
結論から申し上げますと、それほど大して気をつけることはないのですが、気づいたことを9つほどご紹介させて頂きたいと思います。
まず、相貌失認矯正メガネには「カラー偏光レンズ」が使用されています。
人により適合するレンズが異なりますので、もしご検討されている場合は、必ずメガネ屋さんで適合するレンズを試されてからご購入するようにしてください。
ところでなぜカラー偏光レンズが相貌失認に有効なのか、についてですが、今のところ詳細は不明です。ですがソボに関しては「偏光レンズの立体強化の特性」にカギがあると思われます。この件は「発達障害のいま 杉山登志郎 著」の「第三章 発達凸凹の可能性」からヒントを得ました。ご興味のある方はご参考までにどうぞご覧ください。
また過去記事「相貌失認矯正方法 初めて母の顔が認識できた日」にて、ソボに適合したレンズをご紹介しております。合わせてご参考ください。
それでは早速、相貌失認矯正メガネで気を付けてほしいことをご紹介させて頂きます。
- モグラ化現象
- 光線がカットされて見える
- 夜間のドライブは危険
- スマホ画面の見え方
- 3D映画を鑑賞する場合
- 外国人に間違えられやすい
- 人に覚えられやすい
- 矯正メガネを着用し始めたとき
- 先生や社会人に間違えられる
- あとがき
モグラ化現象
メガネを着用している人全般に言えることですが、恐らく目覚めている間中はずっと、メガネを着用していると思います。ですが「カラー偏光レンズ」はその名の通り、照り返しや乱反射をカットするレンズです。さらにカラーがついているためワントーン暗く見えます。そのため日差しの強い日に屋外で急にメガネを外されますと、非常に眩しい思いをしますのでご注意ください。
光線がカットされて見える
光線がカットされて見えるため、花火やイルミネーションなどを観賞される場合は、キラキラした感じには見せません。透明のカラー下敷きや日食鑑賞用メガネで太陽を見たような感じになります。ですがそれはそれで幻想的で美しいので、花火やイルミネーションを十分に楽しむことができますよ。
夜間のドライブは危険
「カラー偏光レンズ」の色にもよりますが、濃い色のレンズの場合は日中でもワントーン暗めに見えます。そのため夜になると更に暗めに見えます。夜間の運転は危険なのでやめた方がよいでしょう。
スマホ画面の見え方
機種にもよりますが、虹色のぼよよんとしたものが画面に現れる場合があります。スマホ本体の設定、ブルーライトカットシート、画面保護シートなどで調整対策できます。
3D映画を鑑賞する場合
映画館で借りられる3Dメガネを矯正メガネの上から着用すれば問題ありません。ただし、画面の端部分が少しゆがむなど、レンズによって見え方が若干変わる可能性はあります。
外国人に間違えられやすい
駅構内を歩いていると外国人旅行者からよく道を尋ねられます。
これまで アメリカ・韓国・中国・フィリピン・スウェーデン・インドの方から声をかけられたことがあります。日本人はカラーメガネを着用する人が少ないため、外国人だと思われるのでしょうか?できれば英会話力を鍛えておくことをオススメします。
人に覚えられやすい
一度会っただけでも、名前はともかく顔はすぐに覚えてもらえます。営業の仕事に有利かもしれません。2~3回しか行ったことしかない飲食店でも、すぐに常連さん扱いになります。(笑)
矯正メガネを着用し始めたとき
メガネをかけたり外したりした瞬間、少しクラクラします。しばらく(ソボの場合は2~3週間)経つと症状は治まります。これまで4年ほど着用していますが、現在はそういった現象は全く見られません。
先生や社会人に間違えられる
一般的に、何かの申し込みをするときに自分の名前を名乗りますよね?
例えばソボ(学生)の場合ですが、大学の事務受付で名乗ると「△△先生ですね。」と言われます。また教室でPCを使用していると「お仕事中すみませんが・・。」と学生から声をかけられます。(笑)
あとがき
以上が相貌失認矯正メガネで気を付けてほしい内容です。少しでもご参考になれば幸いです。また何か気づいたことがあれば、追加記事にてご紹介させてい頂きたいと思います。ご精読頂きありがとうございました。