相貌失認がんばり隊

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いつまでたっても友達と遊ぼうとしないことで気づいた相貌失認の幼稚園時代

相貌失認のソボは、いつまでたっても幼稚園で友達と遊ぼうとしませんでした。

 

ソボには5つ年上の兄がいます。兄の幼稚園時代はお友達の家を行ったり来たり、一緒に習い事へ通ったりして騒がしい日々を送っていました。だから私はソボが入園したとき、これからはソボも同じような日々を送るものなんだと思っていました。

ですが入園してから半年が経過しても、ソボの口からお友達はおろか、先生の名前すら出てくることはありませんでした。今日は誰とあそんだの?と聞いても「わからない」と答える日々が続きました。

そのような日々を過ごすうちに私の中でどんどん不安が膨らんでいき、ソボの幼稚園生活がとても気になるようになりました。そこで幼稚園の先生に様子を尋ねてみました。するとやはり「いつも一人で遊んでいる」とのことでした。家族や兄弟とはよく遊ぶのに、どうして幼稚園のお友達とは遊ばないのだろう?という疑問が頭によぎりました。
また家の内外でも疑問に思うことがいろいろあり、幼稚園入園をきっかけに、ソボの言動に悩む日々が始まりました。

そこで今回は相貌失認だった「ソボの幼稚園時代の特徴」についてまとめてみました。一つ一つ紹介していきたいと思います。

<ソボの幼稚園時代の特徴>

 

 誰とも遊ぼうとしない。

ソボは何か月たっても友達ができませんでした。そのため私は友達作りのきっかけを作るために、何人もの友達を家に招きました。ですが何人友達を家に招いてもソボは、誰とも一緒に遊ぼうとしませんでした。自分からも誘わないし、友達から誘われても知らん顔でした。友達に興味がないようにも、友達の存在に気づいていないようにも見えました。そして遊びにきたのが誰なのかも覚えていません。全く一緒に遊ぼうとしないソボを見かねた友達は、お迎えがくるとさっさと帰っていく、という日々が続きました。

翌日になり、あ、ほら!昨日ウチに来たネネちゃんがいるよ!と言ってもソボには反応がなく、ネネちゃんの方を見ようともしません。

「ソボちゃん、一緒にあそぼ~」とネネちゃんが手を取ろうしても「知らんやつと手をつなげるか~い!」と言わんばかりに思い切り振り払います。昨日うちにきたネネちゃんだよ?といっても、知らぬ存ぜぬのソボ。

私は申しわけない気持ちになり、ごめんね、とネネちゃんに謝りました。


この時期の私は、愛想のないソボに代わって、人見知りでごめんね~とママ友やお子さんたちによく謝っていました。これは上の子とは違う現象だなと思いました。

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距離感無視してでんぐりがえり

ソボの幼稚園には体育の時間がありました。そのため家でもでんぐりがえりや四つんばい走りの練習をよくしていました。でもソボは近くに壁やテーブルがあっても、まったく気にせずどこでも思い切り練習します。

どん!!という鈍い音が聞こえた後は必ず、「うぇ~~~ん!」という大音量の泣き声が家中に響きわたりました。近くに壁やテーブルがあるのに不注意な子だな、といつも感じていました。

 

頻繁に迷子になる

少し手を離すとすぐ迷子になります。私と間違えて他の人について行ってしまうようです。特に人の多い場所では要注意です。これまでに様々な場所で迷子になりました。

 

祭会場では焼きモロコシ屋の前。

スキー場ではくぼみの中。

市役所では出入口付近。

ショッピングモールでは一人きょろょろしているところ。

10メートルほど離れたところからソボを呼んでも、きょろきょろしているだけで一向に私に気づきません。

なぜ、私に気づかないんだろう???
ふざけているのだろうか???

いつもそう感じていました。始終私にくっついてくる上の子と違ってソボはよく迷子になるため、一瞬たりとも目と手が離せませんでした。ソボと外出する度に気を張り詰めていたため、私はヘトヘトになっていました。

 

ケガが多い

 小さな段差につっかかって転ぶ。
階段を踏み外す。
ブランコから落ちる。
高い所から飛び降りる。

そのためソボはケガがとても多いのです。手足にはいつも打撲や擦り傷がありました。危ないから足元よく見てね!と何度もソボに注意しました。時には優しく、時にはキツク叱りながら。でもソボのケガが減ることはありませんでした。

あとがき

「友達と遊ぼうとしない」ことから気になり始めたソボの幼稚園時代。上の子とは全く違う様子に、私はかなり戸惑いました。どうしてなのかといつも疑問を感じながらも不安を押しのけるために、子供の成長は一人一人違うのだ、と自分に強く言い聞かせていました。そこには「自分の子供に何かあるわけがない」という必死の思い込みがありました。そうして現実を直視しようとしませんでした。

ですがこの後もソボが成長するにしたがって、疑問は減るどころかますます増えていくことになるのです。なぜ友達と遊ぼうとしないのか、の答えがわかるのは「友達の顔が覚えられない」つまり「いつまでたっても馴染み深い顔の人がいない」ということになります。相貌失認の子供が、いつまでたっても友達と遊ぼうとしない理由がここにありました。